ハイナップルを栽培してみませんか?
スーパーで売っているパイナップルを使って栽培させることができるんです。

やり方は、とっても簡単です。
ヘタを取って水につけるだけです。

そんな説明じゃわからないよ(怒)

ごめん。
ちゃんと詳しく説明していきます
今回は、スーパーで売っているパイナップルのヘタを水耕栽培で発根させる方法を紹介したいと思います。
パイナップルは暖かい場所で育つ植物なので、実施する時期は春から夏の気温が20℃を超える時期がおススメです。暖かい時期の方が根が成長しやすくて、成功率が上がります。
発根したあとは土に植えて栽培してください。土に植えずそのまま水耕栽培を続けると枯れてしまうため、注意してください。

それでは始めましょう
この記事からわかること
パイナップルを水耕栽培で発根させる方法
準備するもの
水耕栽培を始める前に色々と準備します。
- パイナップルのヘタ
- ガラスの容器
- メネデール
- ベンレート
まずはパイナップルをスーパーで購入します。
購入する際は、葉が深緑で元気なものを選ぶようにしましょう。

葉に元気がないと途中で枯れちゃうかも
容器は特になんでも構いませんが、発根の状況を観察できるガラス素材がおススメです。
今回使用した容器は、ダイソーのスクエア型ガラス容器です。
メネデールとベンレートは毎度定番の混ぜ合わせた水溶液を作ります。
これらの薬剤を使用する理由は、メネデールは挿し木などで発根を促進する働きがあり、ベンレートはカビなどが原因で発生する病気を予防する働きがあるためです。
パイナップルはフィリピンから輸入してきた植物なので、除菌はしていると思いますが、念のためベンレートを使用します。



ヘタと実を分ける



スーパーで購入したパイナップルのヘタと実を分離させます。
特に道具は必要ありません。
ぞうきんを絞るように両手を添えてねじ切ると、あっけなく取れます。
包丁で切断してもいいのですが、ヘタに実が残らないように注意してください。
実が残った状態だとその部分から腐っていきます。
パイナップルの葉は硬いため、手を切らないように手袋をはめてから作業を始めてください。
ねじ切った実は、後ほどおいしく頂きます。
枯れた葉を取り除く


ねじ切ったヘタには、枯れた葉があるので、きれいに取り除きます。
枯れた葉は、手でめくるようにはがすと簡単に取れます。
右の写真のようになれば大丈夫です。
水溶液を作る
今回は発根促進剤のメネデールと病気予防のベンレートを混ぜ合わせ水溶液を作ります。
- メネデール 100倍で希釈(1ℓあたり10mℓ)
- ベンレート 2000倍で希釈(1ℓあたり0.5g)
水溶液を作る場合は、1リットルの水を準備してからメネデールはキャップ1杯、ベンレートは1袋を入れると簡単です。
容器に入れる

容器に『水溶液』と『ヘタ』を入れて完成です。
少しだけグッと押し込めば、ヘタが自立してくれます。

ガラス容器だと発根する状況がわかりやすいね
明るい場所に移動
初めのうちは直射日光は避け、明るい窓辺に置いてください。
春から夏にかけては約2~3週間程度で発根します。
発根後は、必ず土に植え替え屋外で栽培します。
まとめ
- ヘタと実を分ける
- 枯れた葉を取り除く
- 水溶液を作る
- 容器に入れる
- 明るい場所に移動
最後まで記事を読んでくれてありがとう!
今日はスーパーで売っているパイナップルのヘタを使って水耕栽培する方法を紹介しました。
発根後、順調に栽培できれば、2~3年後にはおいしいパイナップルができるかもしれません。
ぜひ参考に試してみてください。

パイナップルは寒さに弱いので温度管理には気をつけてね