ショウガをどのようにして食べてますか?
冷ややっこや刺身の薬味、炒め物、煮物の香りづけ、そして極めつけはジンジャエール
やっぱり日本の食卓には欠かせないですよね。
ショウガの独特な香りには強い殺菌作用があるほか、整腸作用などの効能もあるので積極的に食べたいです。
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ショウガの栽培は、ポイントさえおさえてしまえば栽培難易度は高くありません。ただし、植付け前の準備はしっかりしましょう
- 準備1:種ショウガの植付け前にを切り分け、乾燥させる。
- 準備2:深さがあるプランターを準備する。
- 準備3:排水性の優れた市販の培養土を準備する。
あとは植えるだけで難しいことはありません。
今回の記事では、ショウガをプランターで栽培を始めるための3つの準備を中心に詳しく解説したいと思います。
- ショウガのプランター栽培を始めるための3つの準備
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その他にも『栽培スケジュール』や『保管方法』についても解説します。
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どんなショウガを食べたいですか?
ショウガは地中で肥大化した茎を食べています。
この茎、つまり塊茎(かいけい)を大きく育てるか、小さく育てるかによって呼び名が変わってきます。
- 葉ショウガ
- 筆ショウガ
- 芽ショウガ
- 根ショウガ
- 新ショウガなど・・・
つまり、塊茎が小さいうちに収穫されると葉ショウガや筆ショウガとして出荷されます。
新生姜は谷中などの品種を小ショウガとして栽培して売られています。
ショウガの大きさ | 生育 | 辛味 | 代表的な品種 |
小ショウガ | 早育 | 強 | 谷中、金時 |
中ショウガ | 中生 | 中 | 三州、らくだ |
大ショウガ | 晩生 | 弱 | おたふく、印度、広東 |
品種別の特徴
谷中(やなか)
谷中生姜は、東京都台東区谷中地区で栽培されている伝統的な品種です。細長い形状で、香りが強く、辛味が特徴です。
金時(きんとき)
金時生姜は、主に高知県で栽培されている品種です。太くて短い形状で、辛味が強く、料理に使いやすいです。
三州(さんしゅう)
三州生姜は、愛知県三河地方で栽培されている品種です。中型で、香りが良く、辛味が適度です。
らくだ
らくだ生姜は、主に鹿児島県で栽培されている品種です。形状がラクダの背中のように曲がっていることからこの名前が付けられました。辛味が強く、香りも豊かです。
おたふく
おたふく生姜は、主に広島県で栽培されている品種です。丸みを帯びた形状で、辛味が控えめで食べやすいです。
印度(いんど)
印度生姜は、インドから伝わった品種で、日本でも栽培されています。辛味が強く、香りも豊かで、料理に使われることが多いです。
広東(かんとん)
広東生姜は、中国の広東省から伝わった品種です。辛味が強く、香りも豊かで、料理に使われることが多いです。
どのショウガを食べたいかによって植付け時期、収穫時期に違いがあります。
ショウガは高温性の作物
ショウガは、高温性の作物です。
- 18℃付近で発芽
- 15℃が生育の最低温度
- 10℃では塊茎(かいけい)が腐敗し、地上部の葉は枯れる。
ショウガを栽培する際は、気温に注意してください。
ショウガ栽培
ここでは、植えつける前の準備やおススメの培養土について説明します。
3つの準備
1.種ショウガ
2.プランター
3.土
これだけです(笑)
ただし・・・次を踏まえて準備してください。
- 準備1:種ショウガは、植付け前に適当な大きさ(5cm程)に切り分け、切り口を乾燥させます。
- 準備2:プランターは、少なくとも土の深さが30cm以上ものを準備する。
- 準備3:土は、市販されている培養土を購入する。
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もうちょっとだけ補足させてね
種ショウガ
食用のもので構いませんが、専門店で購入した方が間違いありません。その際はキズがなく健康なものを選んで下さい。また切り口を乾燥させないと病原菌が侵入して種ショウガが腐ります。
プランター
土が浅いと生育に悪影響が出ます。
土
排水性が良く、柔らかい、有機質が豊富、pH6.0~6.5(中性から弱酸性)ものが理想ですが、市販されている培養土を購入すれば問題ありません。ショウガは湿気に弱いため、排水性が悪い粘土質の土は避けて下さい。
準備1~3を踏まえて、種ショウガ、プランター、土を準備してください。
おススメの培養土の紹介
プランター栽培で面倒になってくるのが、土の準備ですよね。重たいので運ぶのが面倒です。
そこで、アイリスオーヤマで販売されている『ゴールデン粒状培養土』をおススメしています。
- 3,980円以上は送料無料なので玄関まで運んでもらい楽ちんです。
- 通気性と排水性に優れているため、ショウガ栽培には最適です。
- 製造工程において約200℃で加熱処理されているため、土からの細菌感染の心配はありません。
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他の野菜でも使えるので検討してみてね
栽培スケジュール
ここで説明する内容は、通常のショウガ栽培のスケジュールになります。
時期 | 状況 |
4月ごろ | 植え付け |
6月ごろ | 発芽 |
7月~10月 | 成長 |
11月ごろ | 収穫 |
植付け時期
霜が発生しなくなる4月ごろに植えつけます。北海道では6月ごろが目安になります。
発芽時期
この頃になってくると発芽してきます。水にやりすぎに注意してください。土が乾いたら水やりするくらいで大丈夫です。
成長時期
発芽すると、ぐんぐん成長していきます。もしショウガ(塊茎)が露出してきたら土をかぶせて下さい。ショウガは半日・半日陰で生育する作物なので一日中、強い日照を浴びる場所から移動させて下さい。
収穫時期
葉が黄色くなり始めたら収穫のサインです。掘り起こして収穫しましょう。収穫したら風通しのの良い場所で乾燥させてから保管します。
まとめ
- 準備1:種ショウガは、植付け前に適当な大きさ(5cm程)に切り分け、切り口を乾燥させる。
- 準備2:プランターは、少なくとも土の深さが30cm以上ものを準備する。
- 準備3:土は、市販されている培養土を購入する。
最後まで読んでくれてありがとう。
ショウガのプランター栽培は、ポイントさえ押さえれば難しくありません。ぜひ、ショウガ栽培に挑戦してみてください。
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最後にショウガ栽培に関する商品を紹介します
生姜専門店【GINGER FACTORY】では、植付け時期になると種ショウガと専用プランターをセットにして販売しています。
- 種ショウガ:熊本県産 無農薬生姜 1個
- 専用プランター:丈夫な不織布で出来たプランター 1個
※セットに土は含まれていません。
生姜専門店【GINGER FACTORY】公式通販サイトはこちら