ジャガイモの袋栽培がうまくいかず悩んでいませんか?
- 元気がない
- 病気になった
- 枯れてしまった
- 収穫が少なかった
袋栽培では、ベランダやバルコニーを活用して、はじめての方も気軽に始めることができます。
ただ、思ったような栽培ができない方も多いようです。
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- 種芋が悪い
- 水はけが悪い
- 土が硬い
- 再利用した土の消毒が不十分
- 土壌pHが不適切
などが原因して失敗する場合があります。
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『種芋』と『土』に関する原因です
そこで、今回の記事では、ジャガイモ栽培を失敗しないための『種芋』と『土』について解説します。
さらに、はじめての方でもすぐに始められるジャガイモの栽培キットについて紹介します。
この記事からわかること
ジャガイモ栽培に適した『種芋』と『土』
言うまでもありませんが、種芋の選定と土の準備は、とても大切です。
種芋
- 健康で無傷
- 適度なサイズ
- 硬くしっかりしている
【健康で無傷】
種芋に病気や害虫の兆候がないことを確認しましょう。特に、腐敗や黒い斑点などの変色がないかを確認します。
【適度なサイズ】
種芋は中くらいのサイズが理想です。
小さすぎると芽が出にくく、大きすぎると切り分けが必要ですが、切り分けると腐敗リスクが高まります。
【硬くしっかりしている】
触ってみて、しっかりとした感触があり、柔らかくなっていないものを選びましょう。
柔らかい種芋は内部が腐っている可能性があります。
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信頼あるお店での購入がおススメです
土
- 適切な排水性がある土
- 酸性度pH 5.5~6.5に調整された土
- 通気性がある土
- 適切な深さ(30cm以上)の土
- 再利用した土はしっかりと消毒している
【適切な排水性がある土】
ジャガイモは過湿に弱いため、排水性の良い土が必要です。
【酸性度pH 5.5~6.5に調整された土】
ジャガイモは弱酸性の土壌を好みます。pH 5.5~6.5の範囲が理想的です。
必要に応じて石灰や酸性土壌改良剤を追加します。
【通気性がある土】
土がしっかりと通気性を保つことが大切です。
土が固まりすぎないように、軽い素材やパーライトを混ぜると良いです。
【適切な深さ(30cm以上)の土】
ジャガイモが成長するためには、少なくとも30cm以上の深さが必要です。
【再利用した土はしっかりと消毒している】
ジャガイモは、ナス科なので連作障害が起きやすい作物です。
特にプランターの土を再利用※する場合、土をしっかりと消毒しなければ連作障害や病気になってしまいます。
※土の再利用方法に興味がある方は、過去記事も合わせてご覧ください。
・捨てずに使う!プランターの土を再利用する5つの手順
すぐにジャガイモ袋栽培が始められる『ポテトバック』
はじめての方でもすぐに始められるジャガイモの栽培キットを紹介します。
種芋を選んだり、土を調整するのが難しいと感じる方にはおススメです。
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でかいポテトチップス!
ジャガイモ栽培に必要なものが全部そろってるの?
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そうなんだよ
『ポテトバック』は袋栽培に必要な袋・培養土・種芋が揃ってるよ
ポテトバッグは、カルビーポテト株式会社と株式会社プロトリーフが共同開発したジャガイモを袋栽培するための専用の培養土です。
『ポテトバック』には、ジャガイモに最適化された『培養土』と『種芋』、さらに『袋』がそろっています。
- 培養土:ココヤシピートを主材料にピートモス、ハスクチップ(これもココヤシの外皮)と、100%植物原料由来でできているため、通気性・排水性に優れている。
- 種芋:『ぽろしり』はカルビーポテトが10年以上かけて開発したオリジナル品種※
- 袋:そのままパッケージ利用
※『ぽろしり』は病害虫(「ジャガイモシストセンチュウ」と「そうか病」)に強い品種
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さらにポテトバック栽培で失敗しないポイントは
『植付け時期』・『水やり』・『病害虫予防』です
植付け
種芋の植付け時期は年2回あります。
はじめてのジャガイモ栽培の方は春植付けがおススメです。
植付け時期 | 収穫時期 |
春2月~3月 | 5月~7月ごろ |
夏8月~9月 | 10月~11月ごろ |
- 春は気温が安定
- 春から夏にかけて日照時間を確保できる
- 春の方が病害虫の活性が低い
水やり
ジャガイモに限らず、水やりは朝か夕方に行うのが理想的です。
発芽期: ジャガイモの種芋を植えた後、発芽するまでは、土が乾かないように注意します。
成長期: ジャガイモの芽が出てからは、土の表面が乾いたら水をやるようにします。特に、花が咲く前後は水分を多く必要とするため、しっかりと水を与えます。
収穫前: 収穫の2週間前からは水やりを控えめにします。これにより、ジャガイモの皮がしっかりと固まり、収穫後の保存性が向上します。
日中の高温時に水をやると、水分が蒸発しやすく、作物にストレスを与えます
病害虫対策
ジャガイモの葉が小さな生育期では、疫病※に注意します。
※疫病は、葉の一部が褐色になり、次第に全体に広がっていきます。最終的には地中のジャガイモが腐敗してしまいます。
疫病は、気温と湿度が高い梅雨時期に多発します。
そのため、梅雨時期は雨が当たらない軒下に移動させるようにしましょう。
梅雨時期は軒下など、直接雨が当たらない場所に移動させる。
まとめ
- 『種芋』の選び方
- 健康で無傷
- 適度なサイズ
- 硬くしっかりしている
- ジャガイモ栽培に適した『土』
- 排水性
- 酸性度pH 5.5~6.5
- 通気性
- 適切な深さ(30cm以上)
- 再利用した土はしっかりと消毒
- 『ポテトバック』の特徴と栽培のポイント
- 袋・培養土・種芋が揃っている
- 植付けは2月~3月がおススメ
- 水やりは朝か夕方に行うのが理想的
- 梅雨時期は軒下など、直接雨が当たらない場所に移動
『ポテトバック』では、お手軽にジャガイモの袋栽培ができるので、ぜひ栽培にチャレンジしてみてください。
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最後まで読んでくれてありがとう!
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