野菜クズでたい肥作りに挑戦!コンポストという選択

家庭菜園

家庭で出る野菜クズは、生ゴミとして捨てていませんか?

毎日キッチンから出てくる野菜クズを生ゴミではなく、原料として『たい肥』を作ってみませんか?

キッチンから出る野菜クズを原料にたい肥が作れます

『たい肥』づくりと聞いて興味はあるけど色々と不安もあると思います。

  • においがしそう
  • 面倒そう
  • 場所を取りそう

始める前に気になることがありますよね。でも、たい肥作りは色々なメリットもあるんです。

みなさんには、これらの不安を解消して、楽しく、たい肥づくりができるお手伝いが出来たらうれしいです。

今回の記事では、コンポストを使って、生ゴミからたい肥を作る方法などを詳しく紹介します。

この記事からかわること

  • 置く場所別のおススメのコンポスト
  • コンポストの基本的な使い方

たい肥づくりの『メリット』・『デメリット』

生ゴミが『たい肥』に変わります
メリット
  • ゴミ袋代を節約できる(ゴミの量を減らせる)
  • 生ゴミのにおいを気にしなくてよくなる
  • たい肥を購入しなくてもよくなる

有料ゴミ袋代を節約できる】

毎日キッチンから野菜クズ・生ゴミが出ます。1日1日はわずかな量でも1週間、1ヵ月を積み重ねると大量になっていることに気づきます。

最近ではどの自治体でもゴミ袋が有料ですよね。

そんな有料ゴミ袋に詰めて捨てるくらいなら、たい肥を作る材料にしてしまえば、ゴミ袋代も節約できるはずです。

【生ゴミのにおいを気にしなくてよくなる】

調理後で出てくる生ゴミは、ゴミ収集日までキッチンやゴミ箱で保管するので、キッチン回りの『腐敗臭』が気になってしまいます。

特に夏場は仕方ないですよね。

でも、すぐにたい肥づくりの材料にしていれば、そんな悩みは解消されます。

【たい肥を購入しなくてもよくなる】

言うまでもありませんが、たい肥を購入する必要がなくなります。

しっかりと発酵させれば良質のたい肥を自家製でき、家庭菜園やプランター栽培で元気な野菜を栽培できるようになります。

デメリット

たい肥ができるまで多少の手間が必要

生ゴミをたい肥にするには、発酵させる必要があります。そのため、発酵を促すために生ゴミをかき混ぜなければなりません。また必要に応じて発酵を促進させる粉末なども混ぜることになります。

特に難しいことはないため、慣れてしまえばすぐに終わります。

はっぱー
はっぱー

SDGsの観点でも貢献できるよ

引用:環境省HP(持続可能な開発目標の推進)
SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年に国連で採択された17の目標と169のターゲットからなる国際的な目標です。これらの目標は、2030年までに持続可能でより良い世界を実現するために設定されました。

コンポストという選択

たい肥づくりは、コンポストを使用します。

コンポストに生ゴミを溜め、発酵させることにより、良質なたい肥ができます。

コンポストの種類や大きさはさまざまです。

種類・大小さまざまなコンポストがあります

まず、はじめはどこにコンポストを置くのかイメージしてみてください。

実際に野菜づくりをしている場所の近くに置くのが、もっとも便利です。

マンションやアパートは、大きなコンポストを置けないので、不織布で作られたコンポストがいいと思います。

色々とおススメするコンポストを紹介します。

コンポストの紹介

コンポストは、本当にさまざまな種類や大きさのものが販売されています。

どれがいいのか、ちょっと迷いますよね。

でも、置く場所によっておススメするコンポストが違います。

  • 室内に置く場合
  • 庭に置く場合
  • ベランダに置く場合

室内に置く場合

室内では『パナソニック 生ゴミ処理機』がおススメです。

なんと言っても安心のパナソニック製です。

しかも、お住いの自治体によって補助金対象になります。

【パナソニック 生ゴミ処理機 (MS-N53XD-S)の評価】

  • 生ゴミの保管を気にしなくてよくなった
  • 臭いが気にならなくなった
  • ゴミの量が少なくなった

などの高評価のコメントが多く見受けられます。

補助金は、お住いの自治体によって異なりますので、市役所等にお問い合わせください。
自治体によっては購入額の2分の1を補助してくれます。

例:(電気式生ごみ処理機)購入額56,100円→補助額28,000円(100円未満切り捨て) 

庭に置く場合

庭に置く場合は『アイリスオーヤマ エココンポス』がおススメです。

4つのサイズから選ぶことができます。

  • 95L
  • 100L
  • 130L
  • 160L

この商品は「黒」にすることで太陽光を吸収しやすくなり、発酵を促進する工夫がされています。(アイリスオーヤマ調査では+4℃の上昇がみられます)

また、上部の蓋から臭いが漏れにくい構造になっています。

【アイリスオーヤマ エココンポスの評価】

  • 生ゴミがたくさん入るのでいい
  • 太陽光で暖まりやすいので、たい肥が早くできる
  • 蓋の気密性がいいので臭わない

などの高評価のコメントが多く見受けられます。

『エココンポスの特徴や使い方』に興味がある方は、過去記事も合わせてご覧ください。
アイリスオーヤマのエココンポス!5つの特徴と使い方

ベランダに置く場合

ベランダに置く場合は、デザイン性があって不織布素材のコンポストがいいと思います。

人気商品になっている2つを紹介します。

どちらの商品もベランダに違和感なく置けるオシャレなデザインになっています。

選べるカラー

  • MATIMARU ブラック・ブラウン(2色)
  • andall グレー・ブラック・ブラウン・グリーン(4色)

どちらの商品も機能的に素晴らしい商品だと思うのですが、私は人目につきやすいベランダに置くなら、お好みのカラーが選べる『andall』製がいいと思います。

エココンポスの使い方

基本的には生ゴミを入れて、定期的にかき混ぜることで微生物による発酵を促進して、たい肥を作っていきます。大きな生ゴミは細かく砕くか、切断してください。黒っぽくなると完成です。

ポイント

  • 生ゴミと一緒に、米ぬかや燻炭、竹炭などを入れてかき混ぜるとさらに発酵が促進される。
  • 週一回を目安に混ぜる。
  • 微生物による発酵を促すため、適度に水分を含ませる。
  • 肉や魚の骨、油分の多いものは避けましょう。
  • 数週間から数ヶ月かけて、生ゴミが発酵し、たい肥に変わります。発酵が進むと、臭いが減少し、土のような香りがします。

まとめ

『野菜クズでたい肥作りに挑戦!コンポストという選択』
  • 置く場所別のおススメのコンポスト
    • 室内の場合 『パナソニック 生ゴミ処理機』
    • 庭の場合 『アイリスオーヤマ エココンポス』
    • ベランダの場合 『MATIMARU』or『andall』
  • 発酵させるポイント
    • 定期的にかき混ぜる。
    • 大きな生ゴミは細かく砕くか、切断する。
    • 適度に水分を含ませる。
    • 肉や魚の骨、油分の多いものは避ける。

記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

コンポストを使ったたい肥づくりは、面倒に思う方も多いと思いますが、やり始めるとたい肥ができる様子を観察でき、楽しく続けることができると思います。

ぜひ始めてみませんか?

有機栽培の『たい肥・肥料』をもっと知りたい方は、過去記事(『ボカシ肥』を作ろう!有機農法に最適な肥料の作り方)を合わせてご覧ください。

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