ウッドデッキのある生活を楽しみませんか?
ウッドデッキは日常とは違う雰囲気を味わうことができ、より豊かで素敵なライフスタイルを実現できます。
開放感のあるデッキでバーベキューを楽しんだり、朝のコーヒーを飲みながら自然を感じたりすることができます。
天然の木材の触り心地はとても良いものです。
ただし、、、木材の選択を誤らないでください。
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ウッドデッキに使用する天然の木材には様々ありますが、30年腐食しないと言われている『イペ』か『ウリン』が最適です。
私は10年以上前に『イペ』を使用してデッキを作成しました。
『イペ』は、当時でも価格が高く、材料費だけで数十万円を要しましたが、10年経過した現在でも腐食や老朽は全く見られず、堅牢な構造を保ったままです。
しかも最小限のメンテナンスで済むため、維持コストはかなり抑えられます。
そこで今回は、ウッドデッキの天然木材として最強な『イペ』と『ウリン』の優れた性能について解説します。
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『イペ』と『ウリン』の選択は、長期目線で考えれば、最小限のメンテナンスで維持できます
ウッドデッキに求められる性能
ウッドデッキには耐腐朽性・耐虫性・耐候性の3つの性能を求められます。
私たちは、何気にウッドデッキに対して高い性能を求めていることを認識してください。
ゆえに木材選びはしっかりと吟味しなければなりません。
結論としては、この性能を満たす天然木材が『イペ』と『ウリン』です。
耐腐朽性(たいふきゅうせい)
木材が腐るのは腐朽菌のためです。
腐朽菌は、木材が湿気にさらされると腐食菌によって腐朽が進行します。
そのため、ウッドデッキなどの屋外で使用する木材は、適切な防腐処理やメンテナンスを行うことで、腐朽を防ぎます。
耐虫性(たいちゅうせい)
虫害の多くは白アリです。
白アリは湿気があり、暖かく、暗い場所を好むため、ウッドデッキの脚部から食害を受け、進行すると構造が脆く崩れやすくなってしまいます。
そのため、定期的に木材の腐食や防虫対策をしなければなりません。
耐候性(たいこうせい)
耐候性(たいこうせい)とは、材料が屋外の環境条件に対してどれだけ耐えられるかを示す性質のことです。
ウッドデッキはとても日当たりが良く、見通しの良い場所に設置するのがほとんどです。長期間にわたる紫外線、雨、風、温度変化、湿度などにより、木材に影響を与え続けます。
割れ、反り、収縮、摩耗・・・
そんな影響を受けても美しい外観や堅牢な構造を保ってもらわなければなりません。
耐久性が低い木材はメンテナンスの頻度が増え、結果的に維持コストが増加します。最悪の場合、作り直しになります。
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イペ(別名ブラジリアンウォルナット)
イペは別名「ブラジリアンウォルナット」とブラジル、ペルーなどに生息している南米のノウゼンカツラ科の常緑広葉樹です。
木材の密度が高いため、硬くて重く、加工しづらいという性質があります。
無塗装でも20〜30年以上の耐久性を持つとされ、腐食や虫害に対する耐性が非常に優れています。
深い茶色から赤みがかった色合いを持ち、時間が経つとシルバーグレーに変化します。
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ウリン
ウリンは別名「ボルネオ・アイアンウッド」と呼ばれ、フィリピン、インドネシア、マレーシアに生息するクスノキ科の常緑広葉樹です。
ウリンも密度が高いため、硬くて重いですが、イペより加工しやすい。
またイペと比べて表情が均一で製材直後は黄色ですが、時間が経過すると茶褐色に変わります。アクが強く雨で溶けだして周囲を汚すことがあります。
耐久性はイペと同じです。
『イペ』と『ウリン』選ぶならドッチ?
どちらの木材も高い耐久性能があるため、どちらを選んでも正解です。
ただし、ウリンの方がアクが強く出るため、雨天時に赤い樹液がにじみ出てきます。
ウッドデッキの下が駐車場の場合は『イペ』の方がおススメです。
※アクは、設置後の最初の1〜2年が強く、時間が経つにつれてアクの出る量は徐々に減少し、最終的にはほとんど出なくなります。
まとめ
- ウッドデッキには耐腐朽性・耐虫性・耐候性の3つの耐久性を求められる。
- 選択肢は『イペ』と『ウリン』
- 無塗装でも20〜30年以上の耐久性がある。
- ウリンの方がアクが強く出る
- ウッドデッキの下が駐車場の場合は、『イペ』がおススメ
最後まで記事を読んでくれてありがとう!
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イペとウリンは高価ですが、耐久性やメンテナンス性を考えると選択肢としては『あり』だと思います。
ぜひご検討ください。
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