農薬は使わない!家庭菜園の病害虫を防除する5つの方法

家庭菜園

農薬を使わずに病気や害虫を対策できますか?

ぱっぴー
ぱっぴー

農薬使わないなんて無理!

絶対、虫がきて食べられちゃう

はっぱー
はっぱー

実はやり方によっては、農薬を使わない対策ができるんだよ

農薬を使用しない栽培は、病気や害虫で被害でまともな野菜が育たないと思われがちですが、やり方によっては農薬と同じことができます。

その方法とは

  1. 良い苗と良い種子を選ぶ
  2. 疎植にして密植を避ける
  3. 害虫の捕殺する
  4. 混植する
  5. 緑肥を植える
はっぴー
はっぴー

え?これで病害虫を防げるの?

はっぱー
はっぱー

そうだよ。

これは有機農法におススメな方法だね

今回の記事では農薬以外の方法で病害虫を防除する5つの方法をお伝えしたいと思っています。

この記事からわかること

有機農法の基本となる病害虫防除対策がわかる。

はっぱー
はっぱー

有機農法の基本となることが多いため、自分の畑でどのように生かすか、しっかりとイメージしてね。

自然に病害虫を防除する5つの方法

良い種子と良い苗を選ぶ

まず病気や害虫を防ぐための基本は、良い種子・良い苗を選ぶことです。

はっぴー
はっぴー

良い種子と良い苗を育てることは、みんなわかってるよ!

デメテル
デメテル

そうね。わかっていても出来ていない人が多いわよ。

ちゃんとチェックしてから購入するように心がけてね。

良い種子

良い種子とは、形が良く、ほどよい大きさ、また採種された年が新しい種子

良い苗

強健な苗であること:茎が太くがっしりしていて、節間の長さが適度で葉は厚く緑が濃く、病害虫のない苗です。

根の発達が良いこと:根量が多く、鉢育苗では鉢根が完成している(鉢の内側に根が回り、引き抜いたときに土が崩れないことです。

花芽の発育が理想的であること:果菜類では大きな花芽が形成され、適度な数がおることが大切です。また葉菜類では花芽が分化していないことが大切です。

種子と苗を購入する前に確認しよう。

  • 種子:種袋の裏面の採種年月日が1年くらい前であることを確認する。
  • 苗:茎、根、花芽の状態を確認する

疎植にして密植を避ける

疎植(少なく植える)にして風通しを良くすれば、ある程度の病気は防げます。

通気性の向上: 疎植にすることで、植物の間に十分な空気の流れが確保されます。これにより、湿気がこもりにくくなり、病原菌やカビの発生を抑えるます。

日光の確保: 密植では、下の葉や茎に十分な日光が届かなくなります。疎植にすることで、すべての植物が均等に日光を浴びることができ、健康な成長を促進します。

栄養の競争を減らす: 密植すると、植物同士が土壌中の栄養や水分を奪い合うことになります。疎植にすることで、各植物が必要な栄養を十分に吸収できるようになり、健全な成長をサポートします。

害虫の発生を抑える: 密植された植物は、害虫が移動しやすく、繁殖しやすい環境を提供してしまいます。疎植にすることで、害虫が一つの植物から別の植物に移動するのを難しくし、被害を軽減します。

害虫の捕殺する

家庭菜園で最も有効な害虫防除方法は、見つけ次第捕殺することです。野菜に寄生する害虫はアオムシやヨトウムシ、アブラムシ等で人間に有毒な毒性は持っていません。

ちょっとかわいそうな気もしますが、そのままにしておくと大切な野菜の被害が拡大します。

心を鬼にして捕殺しましょう!

混植する

 植物が放出する化学物質が、他の植物にとって有害な病害虫を忌避する効果を持つことがあります。

  • 根の張り方が縦の野菜 ナス・トマト ⇒ ニラを株元に植える
  • 値の張り方が横の野菜 イチゴ・ウリ ⇒ ネギを株元に植える

アリシンによる効果: ネギやニラには、アリシンという化合物が含まれており、これが病害虫に対して強い忌避効果を持っています。アリシンは、特に土壌中の病原菌や害虫を抑制する効果があり、他の植物を守る役割を果たします。

強い香りによる効果: ネギやニラの強い香りは、多くの害虫を遠ざける効果があります。特にアブラムシやハダニなどの害虫は、この香りを嫌うため、ネギやニラを混植することで他の植物への被害を減らすことができます。

緑肥を植える

マリーゴールド、コブトリソウ、エビスグサ等を輪作の中に組み込むか、作物のわきに植えます。

これらの植物は根から放出する物質で、野菜の根に食い込んで養分を吸うセンチュウ類を抑えます。

マリーゴールドはミナミキイロアザミウマ(スリップ)の発生も抑えます。

ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)は、農業において非常に厄介な害虫です。この小さな昆虫は、主にナス科やウリ科の植物に寄生し、葉や果実に被害を与えます。体長は約1.2mmで、黄色からオレンジ色をしています

一定期間栽培した後は、畑にすき込みます。

特に、エビスグサは窒素固定能力があり、土壌中の窒素を増やす効果があります。

まとめ

農薬を使用しない病害虫を防除する5つの方法
  1. 良い苗と良い種子選びが大切
  2. 疎植にして密植を避ける
  3. 害虫の捕殺する
  4. 混植する
  5. 緑肥を植える
はっぱー
はっぱー

紹介した対策を色々と試してみてね。

この対策をすれば大丈夫というものではありませんので、作物の種類に合わせて2種類以上の防除方法を組み合わせると効果的になります。

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