プランター栽培で使った土はどうしていますか?
捨てるのはもったいないですよ!
プランター栽培後の土はリサイクルできるんです。

でも、何もせずそのまま使うと病害虫が発生してしまいます。
土の消毒が必要です。

『消毒』ってどうするの?

簡単に言うと、土を太陽の熱で加熱するだ
土を太陽の熱で加熱すると、土の中にいう病害虫の元を取り除くことができるんです。
この作業をやらないと、新しく植えても病気になってしまうんです。
よくプランター栽培されているウリ科(ゴーヤ、キュウリなど)やナス科(ナス、トマト、ピーマンなど)は、連作障害による生育不良を起こしやすい作物です。同じ土で栽培するには必ず消毒をしましょう。
そこで今回の記事では、古いプランターの土を消毒して再利用するための5つの手順や注意点を詳しく説明したいと思います。
最後まで読んでくれれば、消毒できる方法を理解でき、毎回新しい土を買いなおす必要がなくなります。
この記事からわかること

さあ、エコなガーデニングを始めましょう!
土を消毒して再利用する5つの手順と注意点
準備する物
- ビニールシート
- 大きめのスコップ
- 黒のビニール袋
- 腐葉土(適量)
- 苦土石灰(適量)

- ビニールシートに広げ、大きめの残留物を取り除く
- ふるいにかけ、小さな残留物を取り除く
- 黒いビニール袋に入れ、日照で消毒する
- 腐葉土を加える
- 苦土石灰を加える
- 手順1
- 手順2
- 手順3
- 手順4
- 手順5
1.ビニールシートに広げ、大きめの残留物を取り除く
古い土をビニールシート※に広げて、大きめの残留物を取り除きます。
土の中に鉢底石、古い根、枝や葉、肥料カス、大きめのクズなどがあれば取り除きます
個人的にはトロ舟を使うと混ぜやすいです。
トロ舟は保管に場所を取りますが、土を混ぜる作業の時は大活躍します。
近くのホームセンターで購入できます。ちなみにこんなやつです。
2.ふるいにかけ、小さな残留物を取り除く

ふるい(5mm~7mm)にかけ、さらに小さな残留物を取り除きます。
もともと購入してきた培養土だった場合は、ふるいにかけて取り除く残留物はないかもしれません。
3.黒いビニール袋に入れ、日照で消毒

ふるいにかけ、残留物を取りた土を黒いビニール袋に入れ、日当たりの良い場所に1ヵ月ほど置いて消毒します。
- 注意1:ビニール袋は日照がまんべんなく当たるように位置を入れ替える。
- 注意2:病害虫が発生した土は、事前に熱湯消毒しておくと効果的
4.腐葉土を加える
十分に消毒できたら、全体の1/4を目安に腐葉土を加え、よく混ぜ込み、さらに1週間ほど寝かせます。
5.苦土石灰を加える
苦土石灰を土の表面が白くなる程度に混ぜ込み、半年程度寝かせます。
その後は、プランター栽培の土として野菜を栽培してください。
土を消毒して再生させる「メリット」と「デメリット」
いいことばかりに目を向ける訳にはいかないので、ちゃんと「メリット」と「デメリット」の両方に目を向けます。
- 消毒が不十分だった場合は、病害虫リスクにより、新しく作った野菜の生育が悪くなります。
- 消毒する手間がかかる。
- 新しい土を購入する必要がなくなるため、コスト削減できます。
- 土を再利用することで、廃棄物を減らし、環境への負荷を軽減できます。
デメリットにある『病害虫リスク』は、しっかりと手順を踏めば回避できますので、そこまで心配はいりません。
また、手間はかかりますが、新しく土を購入するコストに比べたら大した手間ではありません。
土をリサイクルする意味は、メリット > デメリット です

ただ捨てちゃうのはもったいない
費用対効果でも優れてるよ
まとめ
- ビニールシートに広げ、大きめの残留物を取り除く
- ふるいにかけ、小さな残留物を取り除く
- 黒いビニール袋に入れ、日照で消毒する
- 腐葉土を加える
- 苦土石灰を加える
最後まで記事を読んでくれてありがとう!
今回の記事では、古いプランターの土を消毒して再利用するための5つの手順や注意点を詳しく説明しました。
いかがだったでしょうか?
めんどくさいと思いましたか?それとも魅力を感じてくれましたか?
今、ホームセンターの培養土の値段もどんどん高くなってきています。
ぜひ、この機会に土のリサイクルに取り組んでみませんか?

一緒に取り組みましょう!