混植するとトマトが元気に育つ野菜を知ってますか?
有名なのが『バジル』ですが、他にもあるんです。

- トマト × バジル
- トマト × ニラ
- トマト × ラッカセイ
トマトは高温と乾燥を好む作物で、多湿になる環境では病気になりやすい野菜です。
そんなトマト栽培では、バジル、ニラ、ラッカセイを混植すると厄介な病気を予防してくれ、生育を助け、甘くておいしい果実をつけてくれます。
今回の記事では、一緒に植えるとトマトの病気予防・生育促進してくれる好相性の野菜たちのことを紹介します。
この記事からわかること

トマトと好相性の野菜を3つ紹介します
トマトと好相性の野菜3選
トマト × バジル

まずは何と言っても『バジル』です。
バジルとの相性は有名ですよね。

栽培でも料理でも相性がいいなんて面白いね
バジルの葉は香りが強く、トマトによってくるアブラムシなどの害虫に対して、虫除け効果があります。しかも、収穫するたびにわき葉がどんどん出てくるので、さらに香りが強く出るようになります。
バジルは勢いよく成長しすぎるとトマトの日当たりを妨げるため、収穫の際は頂上部を摘芯するように収穫します。
またバジルは適度に水分を吸収するので、トマトが水っぽくならず、甘くなります。
距離を離しすぎると虫よけ効果がなくなるため、トマトから30cm程度の間隔をあけて植えます。
- 虫よけ効果
- トマトの生育促進(土壌の水分調整)

イタリアンパセリもバジルと同じ効果があるよ
トマト × ニラ

トマトと根を絡ませて育てることで、ニラの根に共生する拮抗菌が分泌する抗生物質の働きで、萎ちょう病などを予防します。
さらに!
ニラの葉に含まれる強い香りは虫よけ効果があります。
トマトの植穴(両脇)にニラ苗を植える(お互いの根を絡ませて病気を予防)
- トマトの病気予防
- 虫よけ効果

萎ちょう病はトマトの代表的な病気です
ネギにも同様の効果があるよ
※ニラは、トマトに限らずナス科の野菜である、ナスやピーマンなどにも応用可能です。
トマト × ラッカセイ

トマトは肥料過多になると実がつきにくく、水っぽくなりがちです。
そこでラッカセイの根に共生する根粒菌が空気中のチッ素を固定し、土壌の微生物の働きを活性化させるので、トマトに適度な養分を供給し、生育を助けてくれます。
さらに!
ラッカセイは地面を覆うように育つので、マルチ同様に過度な乾燥からトマトを守ります。
トマトから30cm程度の間隔をあけて植えます。
- トマトの生育促進
- トマトの水分調整

ラッカセイのかわりにエダマメでもいいよ
まとめ
- トマトと好相性の野菜3選とその効果
- バジル:虫よけ効果、生育促進
- ニラ:病気予防、虫よけ効果
- ラッカセイ:生育促進、水分調整
最後まで記事を読んでくれてありがとう!
実際には組み合わせて栽培すると効果的です。
例えば
トマトの根元にニラを植え、ちょっと離れたところでバジルやラッカセイを植えます。
混植は、限られたスペースでたくさんの野菜を栽培でき、病気予防うや生育促進してくれるので家庭菜園では最適です。

家庭菜園に最適です!
ぜひ、試してみてください